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社内広報担当初心者がおさえておくべき、働きがい醸成のための3つのポイントとは?

今回は働きがいの醸成を目的に、これから社内広報に取り組みたい方に向けてどのようなコンテンツを発信すべきか、どのような工夫をすべきかについてご紹介します。 あわせて、talentbookを活用されている企業様の情報発信事例についてもご紹介いたします。

INDEX

こんにちは、PR Tableの池野です。

新型コロナウイルスの影響が長期化する中、従業員エンゲージメントに課題を感じ、talentbookを活用した社内広報を検討しご相談をいただくケースがここ1年で大きく増えました。

今回は働きがいの醸成を目的に、これから社内広報に取り組みたい方に向けて、どのようなコンテンツを発信すべきか、どのような工夫をすべきかについてご紹介します。
あわせて、talentbookを活用されている企業様の、それぞれのポイントごとの発信事例についてもご紹介いたします。

1. 「働きやすさ」だけでなく「やりがい」のある会社であることを人を通して伝える

働きがいを分解すると「働きやすさ」と「やりがい」に分けることができます。
ハーズバーグの動機づけ・衛生理論によると、「働きやすさ」は、快適に働くための条件面を指し、整っていなければ不満につながる“衛生要因”と言われています。
「やりがい」は、あればあるほどやる気につながる“動機づけ要因”として、働く上で重要な指針とされています。

やりがいはあればある程プラスになるのに対し、働きやすさはマイナスを0にする要素であり、「働きやすさ」に課題がある企業はいくら「やりがい」があったとしても離職やエンゲージメント低下の要因に直結します。

企業の働き方改革の担当者からよくお伺いするのは、「制度を使うことが悪であるという負のカルチャーがある」、「取り組みの意義が認知されていない」という課題です。
だからこそ、制度や取り組みの存在を認知させるだけでなく、その制度が取得しやすいカルチャーの醸成を意識した社内広報がきちんとできているのかをまずは見直すべきであると考えています。

その上で、単に「こんな制度があります」と伝えるだけでは不十分です。「担当者がどのような思いでその制度を作ったのか」「働きやすい環境づくりに取り組む人の姿勢」を伝えることが有効であり、まさにtalentbookのアプローチである「人を中心にしたストーリーコンテンツ」が有効です。

talentbookでも、各社働きやすさに関するストーリーを多数発信していらっしゃいます。

働きやすさに関するtalentbookストーリー例



■株式会社ゼネラルパートナーズ:
本社移転先はシェアオフィス。どこでもだれでも働きやすい環境を作る

■freee株式会社:
インターネットと共に歩んできた人生。価値あるプロダクトと働きやすい環境を探求する

■株式会社ウェルカム:
「好き」を追求し、みんなが働きやすい環境づくりを──ウェルカム人事の幸福論

田辺三菱製薬株式会社  総務部働き方改革推進室 室長  小谷 恵理子氏
社員一人ひとりが主体的に自らの働き方を考えて行動を変化させ、心身ともに健康で、やりがいや成長実感を持ちながら、組織として個々人の強みを最大化し、イノベーションを生み出す「真の働き方改革」を掲げています。
(中略)
「真の働き方改革」のめざす姿について、そして各職場で主体的に働き方改革に取り組んでいる社員や、新たな一歩へチャレンジした社員の皆さんのストーリーを発信するために、真の働き方改革推進施策の一貫として、talentbookを導入することにしました。
引用:田辺三菱製薬talentbook導入リリース

2. 理念・ミッションを体現する社員やキャリアのロールモデルを伝える

企業の軸となるミッション・ビジョン・バリュー(MVV)。社員の拠り所・指針となる企業理念を浸透させることにより、帰属意識が醸成され、「社員みんなが共通の価値観を持っている」という帰属意識が育まれ、働きがいの醸成に繋がります。

派手な成績を残している社員をMVPとして表彰するだけでなく、コツコツと努力している、理念を体現した働きをしている社員の仕事への向き合い方や考え方をコンテンツ化し発信することで、抽象的な理念が具体化され、社員に共感を持って伝わりやすくなります。
「この人みたいな仕事の仕方が理念を体現する、ということなのか」という理解が進むことで、理念の浸透に役立つでしょう。

また、いわゆるキャリアのロールモデルと言われるような社員の発信により、「〇〇さんのようなキャリアを歩みたい」「彼・彼女に負けないように自分も頑張ろう」と思ってもらえるような発信を心がけることがポイントです。
まさにtalentbookのユーザーも、理念を体現する社員のコンテンツやキャリアのロールモデルとなるような社員を優先的に人選しているケースが非常に多いです。

ミッション・理念を体現する社員やキャリアのロールモデルに関するtalentbookストーリー例



■アジア航測株式会社:
アジア航測のミッション──新時代の中で「空間情報技術」が果たす役割

■アドウェイズ株式会社:
アドウェイズの「人儲け」実現のために──人事責任者の挑戦

■ライク株式会社:
『スピード!スピード!!スピード!!!』さらなるライクイズムの体現へ

ライク株式会社 広報グループ グループリーダー 勝川 千晶氏
talentbookの活用では、グループ全体でのイズムの浸透の他にももう一つ、社員の「やりがい」を醸成させる役割も担えたらという考えもあります。普段オウンドメディア上でなかなか出てこないような人選をしてみたり、逆に多くの社員と関わりのある人を選定することで、より多くの人が観てくれ、刺激になるんじゃないかと考えたりもしています。「自分も掲載してもらいたい」という人が出てくるくらいになれば嬉しいです。

すでにインタビューを受けた社員自身も、社内外でのコミュニケーションに活かし、周囲にみてもらえていることや、他者から深堀りしてもらえる機会自体を喜んでくれています。次回は、マーケティング担当者を選定予定です。理由は、イズムを体現している社員であることも大きいのですが、新しいことにどんどん取り組んでいる人なので、読んでくれた人に刺激を与えられると思います。
引用:ライク株式会社talentbook導入事例

北國銀行 従業員組合 濱村氏、山田氏
組合の活動を経験して活躍している社員のロールモデルが表に出る機会は少なく、「組合=チャレンジさせてくれる場所」という認知がなかなか得られずにいました。また、組合執行部において発信体制の構築・仕組み化ができていない点も課題としてあがっておりました。

そんな中で出会ったのがtalentbookです。組合活動に参加する社員を主役にしたコンテンツ制作により、ロールモデルの可視化をすることで、社員の承認実感を形成し、心理的安全性を確保することが可能だと感じております。
引用:北國銀行 従業員組合talentbook導入リリース

3. 取材を通じて、社員が自分自身の仕事の意義を再発見し、貢献実感を得る機会にする

①や②は読み手となる社員を意識した工夫でしたが、社内広報で取り上げる社員にインタビューをすることで、その社員自身の働きがいに繋がる設計にすることが可能です。
取材の仕方を一つとっても、「〇〇さんの仕事ぶりを多くの人に知ってほしくて、ぜひ取材させてほしい」と声をかけることで多くの社員の中から選ばれたということに嬉しさを感じる社員も多いです。

また、インタビューを通じて自らの仕事を振り返りながら話すうちに、自分のことを肯定的に捉えられる効果もあります。
talentbookユーザーからも、そういった意図はなく取材をしていたにも関わらず、「実際に記事に取り上げられた社員のモチベーション向上に繋がっている」という声をよくお聞きします。

読み手となる社員の満足度・働きがいに繋がるか、を社内広報の目的に置いている企業がほとんどだと思いますが、取材体験によって働きがいが醸成されることを理解しておくことで、社内広報の人選をする際に役に立つでしょう。

日本ストライカー株式会社 コーポレートコミュニケーション・ブランディング本部 本部長 小林 直美氏
talentbookに掲載したことで取材された社員にとっては自身のキャリアを振り返る良い機会となり、また他の社員にとっても「自分も頑張ろう!」というモチベーションにつながっているのではないかと感じています。
引用:日本ストライカーtalentbook導入事例

株式会社NTTデータ
掲載した社員に向けては、事後アンケートを行っています。「掲載されることで自己肯定感が高まった」という声が上がるなど、みなさん100%ポジティブにこの取り組みを捉えてもらっています。メールの署名欄にリンクを貼っている社員もいますし、人事と連携して採用活動に活かしたり、社内ポータルへ転載したりなど、二次活用も活発に行われています。
引用:NTTデータtalentbook導入事例

旭化成アミダス株式会社 人材ソリューション事業部 中尾 祐生氏
2021年11月に、16名のタレントを対象にアンケートを実施しました。
結果として、全員が「talentbookはインタビューしたタレントを効果的に表現できるコンテンツであると感じる」と回答してもらえ、talentbookの有用性についてはご理解いただけたと感じています。
元々、こういった露出が得意ではない方もいらっしゃる中で、全員が有用に感じてもらえたことは嬉しいですね。
最も伝えたい「誠実さ」についても、87.5%が「伝わると感じる」と回答してもらえ、期待以上の結果でした。

▲旭化成アミダス株式会社が、talentbookで取材された社員16名にとったアンケート結果。「talentbookに出演することで、本人のキャリアパスやこれまでの働き方を振り返るいいきっかけになったと感じる」という設問で87.5%の社員が「はい」と回答。
「非常に社員のモチベーションUPとなるツールだと感じます。」という定性的な声も拾えており、talentbookでの取材体験がモチベーション向上に寄与していることがわかる。
引用:旭化成アミダスtalentbook導入事例

働きがいを醸成する社内広報のヒントになりましたでしょうか。
継続的な情報発信を通じて、働きがいの醸成につながる社内広報に興味がある方がいらっしゃいましたら、下記フォームから詳細資料をダウンロード頂けますと幸いです。

※引用文の役職や担当者は当時のものになります。