
採用サイトで応募が来ない?採用サイトの課題を解決する6ステップ
目次[非表示]
- 1.採用サイトだけでは届かない時代に 学生が求める「人」のリアル
- 2.応募につながる採用サイトへ:6つの改善ステップとtalentbookによる課題解決
- 2.1.① 採用サイトの現状分析
- 2.2.② 採用したい人物像の理解
- 2.3.③ 掲載する情報の設計
- 2.4.④ コンテンツ企画
- 2.5.⑤ 運用体制の強化
- 2.6.⑥ 制作会社の選定
- 3.採用サイトとtalentbookの併用で、リアルな魅力を立体的に伝える
- 3.1.① 共感を呼ぶコンテンツで、企業の“中のリアル”を伝える
- 3.2.② 社員インタビューの負担を軽減し、コンテンツ制作を効率化
- 3.3.③ 採用サイトやSNSなど、複数チャネルで幅広く活用できる
- 3.4.④ 採用ブランディングを支える、戦略的な伴走支援
- 4.talentbook導入企業の成功事例
採用サイトでの情報発信に課題を感じていませんか?
- 「ナビサイトからの流入はあるのに応募につながらない」
- 「更新が追いつかず古い情報のまま」
- 「学生の関心を引くコンテンツがわからない」
このような課題を抱える企業は少なくありません。
今求められているのは、単なる情報の羅列ではなく、社員の声や現場で働く姿を通じて共感を生むコンテンツです。本記事では、採用サイトの課題整理から具体的な改善ステップ、さらに共感型コンテンツ発信プラットフォーム「talentbook」の活用法までをご紹介します。
これからの採用活動を強化したい担当者の方にこそお読みいただきたい内容です。
採用サイトだけでは届かない時代に 学生が求める「人」のリアル
就活生の企業研究は、もはや「情報選び」に近いプロセスです。株式会社ガロアの調査によると、学生が企業研究に最も活用している情報源は「企業のHP」であるという結果が出ています。
企業探しでは、気になる企業を見つけた後、公式サイトなどで詳しい情報を探すという流れが主流のようです。
出典:株式会社ガロア「就活生の企業研究の方法!入りたい会社と入りたくない会社の特徴【アンケート調査】」
近年では、企業HPだけでなく、SNSや動画コンテンツを通じて情報を得ようとする学生も増えています。学生は、制度や数字といった“スペック情報”だけでなく、「どんな人が働いているのか」「どんな雰囲気なのか」といった“リアル”を求めています。
このように、複数の媒体を横断しながら情報の信頼性や温度感を見極めようとする学生が増えている今、企業には「どこで」「何を」「誰の視点で」発信するかが問われています。
応募につながる採用サイトへ:6つの改善ステップとtalentbookによる課題解決
先述した就活生の変化を踏まえると、採用サイトはもはや単なる情報の「置き場」ではありません。企業の価値観や空気感を伝える「発信メディア」へと進化させる必要があります。
そこで本章では、採用サイトを効果的に改善するための以下の6つのステップと、それぞれのステップで直面しがちな課題に対する「talentbook」の解決策を紹介します。
【本章で解説する6つのステップ】
① 採用サイトの現状分析
② 採用したい人物像の理解
③ 掲載する情報を設計する
④ コンテンツ企画
⑤ 運用体制の強化
⑥ 制作会社の選定
① 採用サイトの現状分析
まず行うべきは、現サイトの「棚卸し」です。
- Google Analyticsやヒートマップを使って、訪問数・離脱ポイント・スマホとPCの比率を確認
- 社内関係者や内定者・学生にヒアリングして、「見づらい・わかりにくい」箇所を洗い出す
- 採用スケジュールや社員紹介ページが、現実とズレていないかをチェック
「なんとなく使いづらい」「情報が古い気がする」といった感覚も、データで可視化すれば、改善の優先度が見えてきます。
【よくある課題】
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② 採用したい人物像の理解
採用したい人物像が明確でないと、コンテンツの方向性もぶれてしまいます。
- 「地元志向の文系学生」「裁量のある働き方を望む理系学生」など、ペルソナを具体的に設定
- 就活生はどこから情報を得て、何に惹かれてエントリーするのか?SNSやイベントの反応を分析する
- 競合企業と比べたときの「自社らしさ」を洗い出し、それを伝える設計に落とし込む
特に若年層の学生は、自分に“合う会社”かどうかを感覚的に判断する傾向が強いです。その感覚を言語化し、採用サイトに反映することが大切です。
【よくある課題】
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③ 掲載する情報の設計
伝えたいことをすべて載せるのではなく、学生の「知りたい順」に整理するのがポイントです。
よくある構成例は次の通りです。
- 企業の価値観・ミッション
- 仕事内容やキャリアパス
- 実際に働く人のインタビュー
- オフィスや働く環境
- 福利厚生・研修制度
- 選考フロー・インターン情報
このとき、一貫したトーンとデザインで“らしさ”を表現することも大切です。
【よくある課題】 【talentbookの解決策】 |
④ コンテンツ企画
情報設計が終わったら、次は“どう伝えるか”を考えるフェーズです。学生の興味を引くには、「リアルな声」「ビジュアル」「ストーリー性」が欠かせません。
- 社員インタビュー(仕事内容・仕事のやりがいなど)
- 1日のスケジュール紹介
- 座談会形式の記事(関係性が伝わるリアルな対話)
- 動画コンテンツ(オフィス紹介・若手社員の一言など)
社員インタビューでは、仕事内容の紹介だけでなく、成功体験や失敗体験などを盛り込むことで、単なるロールモデルの紹介で終わらず、リアルな情報として共感を呼ぶことができます。
また、スケジュール紹介や座談会、動画コンテンツを用意し、静的な情報だけでは伝えきれないリアルを、コンテンツとして立体的に届けましょう。
【よくある課題】 【talentbookの解決策】 |
⑤ 運用体制の強化
採用サイトは作って終わりではありません。継続的な更新が必要だからこそ、見落とされがちな「運用体制」の整備が、実は最も重要なポイントです。
- 採用広報や人事が主導し、月1回の定期更新を行うフローを明確化
- 部署横断で社員紹介の取材依頼がしやすいよう、社内調整の仕組みを整える
- 内定者や若手社員を巻き込み、リアルなコンテンツを内製する
誰が、どの部分に責任を持つのかを明確にしつつも、属人化させず、持続可能な体制づくりがカギです。
【よくある課題】
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⑥ 制作会社の選定
もしも採用サイトを抜本的にリニューアルする場合、制作会社を選定する必要があります。どこに依頼するかで、サイトの出来やコストは大きく変わるため、可能であれば、複数社から提案を受けて比較検討すると安心です。
- 採用領域に強いパートナーか?
- コンテンツ制作まで支援してくれるか?
- 予算に対して柔軟な提案があるか?
- 更新性やセキュリティは担保されているか?
サイト制作のみの場合、コンテンツは別の制作会社に発注する必要があったり、更新時に都度費用が発生したりとコストやコミュニケーションコストが大きく変動します。この点も踏まえて検討すると良いでしょう。
【よくある課題】
これにより、複数のベンダーと連携する手間やコストを削減し、一貫性のある採用活動を実現できます。 |
採用サイトとtalentbookの併用で、リアルな魅力を立体的に伝える
採用サイトだけでは伝えきれない、企業のリアルな魅力や社員の想い。そうした情報を補完し、より立体的に届ける手段として「talentbook」の活用が効果的です。ここからは、採用サイトと併用することで得られる4つの主なメリットをご紹介します。
① 共感を呼ぶコンテンツで、企業の“中のリアル”を伝える
talentbookは働く人を通じてリアルを伝える情報発信メディアです。採用サイトでは伝えきれない“人間味”を補うコンテンツとして、talentbookが機能します。
- 社員一人ひとりのストーリーを通じた、企業のカルチャーや価値観の具体化
- 情報だけでなく「人」に焦点を当てた、共感を軸にした魅力づけ
- 動画制作オプションや撮影代行オプションの活用で、社員のリアルな表情や現場の雰囲気をより効果的に伝えることが可能
② 社員インタビューの負担を軽減し、コンテンツ制作を効率化
talentbookでは、インタビューAIや制作支援サービスを活用することで、社員への取材から記事完成までのプロセスを効率化できます。社内のリソースに負担をかけず、質の高い記事を安定的に制作可能です。
- 社員の声を引き出すための取材設計や原稿制作をプロが支援
- 「社員インタビューAI」で社員自身が話すだけで記事が自動作成でき、負担を大幅に削減
- 人事担当者の確認フローも最適化され、短期間での公開が可能
③ 採用サイトやSNSなど、複数チャネルで幅広く活用できる
制作した記事は、talentbook上での公開にとどまらず、採用サイトやSNS、自社メディアなど多様なチャネルに展開可能。発信の幅を広げ、認知と共感の最大化を図れます。
- 採用サイトに記事を埋め込むことで、社員の“声”をリアルに補完(※)
- SNSやメールマガジン、イベント連携など多様なタッチポイントで活用可能
- ダイレクトリクルーティングにおいて、候補者に社員のストーリーを届けることで、企業理解を深め、他社との差別化にも寄与
- 効果測定機能により、読まれた記事や注目ポイントが可視化され、発信戦略の改善にも貢献
※ 無償での二次利用が可能
④ 採用ブランディングを支える、戦略的な伴走支援
talentbookは、単なる記事制作ツールではありません。貴社の採用課題やブランディングの方向性に寄り添い、戦略立案からコンテンツ運用、効果測定までを一貫してサポートします(※)。
- 貴社の採用ターゲットや課題を踏まえた、発信戦略の設計支援
- 蓄積された閲覧データを基に、訴求ポイントの見直しや新たな企画立案を提案
- 業種・業界を問わず、大手企業を中心に多数の支援実績あり
※ お申し込みのプランによりサポートの内容は異なります
talentbook導入企業の成功事例
talentbookは、さまざまな業種・業界の企業で採用ブランディングを支援しており、効果的な情報発信によって数多くの成果を生み出しています。
▶母集団・エントリー数がV字回復──talentbookで実現した効率的・効果的な情報発信(株式会社横浜銀行様)
【課題】
- 若年層・潜在層へのアプローチと、社員のキャリア事例の継続発信が課題だった
【成果】
- 新卒採用:マイページ登録・ES提出数が前年比21%増
- 内定者から「志望度が高まった」という声が多数
- キャリア採用:採用数が前年度比2倍に増加。意思決定の参考としてtalentbookが活用された
- 記事制作期間が半年→約1.5〜2ヶ月に短縮
👉 導入事例を読む
▶記事を読んだ内定者全員が「アジア航測に興味を持った」と回答(アジア航測株式会社様)
【課題】
- 会社の魅力や事業内容を採用候補者や社員、投資家といった社内外の関係者に十分に伝えられていなかった
【成果】
- 新卒内定者の36%が就活中にtalentbookを参照
- 記事を読んだ内定者全員が「アジア航測に興味を持った」と回答
👉 導入事例を読む
▶社員の魅力を引き出すコンテンツ制作力で、人的魅力の継続発信が可能に(SB C&S株式会社様)
【課題】
- 社員の魅力を発信したいが、工数や費用面で適切な手段が見つからなかった
【成果】
- 内定者から「入社意欲がさらに高まった」という声
- GoogleやYouTube検索でtalentbook記事が上位表示されるように
- SNSでの発信により、海外からの反応やビジネスパートナーとの接点にもつながった
👉 導入事例を読む
この他にも多数の導入実績があります。併せてご覧ください。
採用サイトは、企業の「顔」であり、第一印象を左右する大切な接点です。学生が「この会社、いいかも」と感じるには、リアルな情報と共感を届ける設計が欠かせません。
talentbookを活用すれば、そうした発信を効率よく実現できます。
ぜひこの機会に、貴社の採用サイトと情報発信のあり方を見直してみてはいかがでしょうか。
採用広報に関するご相談は、どうぞお気軽にご連絡ください。