Use case

活用・成果事例

2024.12.2

社員の魅力を引き出すコンテンツ制作力で、人的魅力の継続発信が可能に

SB C&S株式会社

事業内容 

従業員数

IT関連製品の製造・流通・販売、IT関連サービスの提供

2,058人 ※2024年4月時点

事業内容 

ITサービス事業、社会インフラ事業

従業員数

単独22,036名(2023年3月末現在)連結118,527名(2023年3月末現在)

導入目的

SB C&Sの人的資本・価値の発信強化、採用広報の強化


実施施策

戦略策定、記事制作、座談会動画製作、活用、分析


主管部署・担当

コーポレート管理本部 広報・ガバナンス統括部 統括部長 成瀬 大介氏


課題

  • 広報、人事ともに社員にフォーカスを当てた情報発信を行いたいと思っていたが、工数と費用の面で最適な発信方法を検討していた

導入の決め手

  • 費用や社内の工数を抑えながら、数十名の社員への取材から記事制作までの支援をしていただける点
  • 多くの企業様がtalentbookで数十名の社員インタビュー記事を掲載されていた点
  • talentbookが多くの企業様へ支援をされてきた実績に心強さを感じた点
  • talentbookが企業の掲載目的に合わせて内容構成をコンサルタントとして提案をいただける点

成果
  • 内定者に共有したところ、「入社意欲がさらに高まった」などのポジティブな声があった
  • 社名をGoogleやYouTubeで検索すると、talentbookの記事や動画が上位に表示されるようになり、企業情報の発信力が着実に向上していることを実感できた
  • SNSで記事発信をしたところ、海外からも多くの反応があり、ビジネスパートナーとのコミュニケーションツールとしても活用できた

SB C&S株式会社は、ソフトバンクのグループ企業です。法人向けには、国内トップクラスの販売ネットワークを通じ、クラウドやAIを含む先進技術を活用したプロダクトやソリューションを提供し、個人消費者向けにはモバイルアクセサリーを中心に、IoTプロダクト・サービスなどの企画・開発・販売をしています。

2023年度からSB C&Sの人的資本・価値の発信強化、企業広報の強化を背景にtalentbookを活用いただいている、同社コーポレート管理本部の成瀬 大介氏に、導入当時の広報・人事の課題や決め手、導入後の成果についてお話を伺いました。

数十人の社員記事発信をするなら、費用や工数の面からtalentbookがベストだった

──広報室・人事部の共同プロジェクトとして、どのような背景や課題からtalentbookの導入を検討されたのでしょうか?

成瀬さん: そもそも広報として企業広報の取り組みを本格的に開始したのが、2021年ごろからです。当時は企業戦略や方針を伝えるため、代表取締役や事業責任者の対談記事などをさまざまな媒体に掲載できるよう動いていました。

2023年ごろからは、さらなる展開として現場の社員に焦点を当てた発信を検討し始めました。その一番のきっかけは、より具体的な仕事の中身や当社が提供している事業価値を、現場の社員にフォーカスして発信したいと考えたこと。ただ、他にも理由がありました。

一つは、人的資本開示の重要性が高まっていたこと。当社の事業の性質上、「人」は最も重要な資産です。そのため、当社も人材への投資や育成方針、社員の活躍を積極的に発信していく必要性を感じていました。

もう一つは、ちょうど同時期に、人事部門でも採用候補者に向けた当社の魅力発信に課題があったこと。広報部門と人事部門は同じコーポレート管理本部に所属しており、日常的にコミュニケーションを取っています。そのため、お互いの課題や方向性を共有できていました。

こうした背景から人事部門と広報部門で「社員を通じた会社の魅力発信の強化」という目的が一致し、共同プロジェクトとしてtalentbookの導入検討を始めることになりました。

──これまでも役員インタビューなどさまざまな情報発信をされてきた中で、なぜtalentbookを選択されたのでしょうか?

成瀬さん:制作のコストバランスと制作支援の実績が導入の決め手です。当時考えていたのは、10人、20人という規模で社員の記事をコンスタントに発信すること。いくつかのビジネスパートナーや内製での制作等も検討した中で、制作・発信にかけられる社内の工数や費用に加え、記事のクオリティを総合的に考慮すると、当社にとってtalentbookがベストな選択肢でした。

また、talentbookでは、すでに多くの企業様が数十名単位の社員インタビュー記事の発信をしていますし、それを支援されてきたという実績も伺いました。情報発信を推進するパートナーとして心強く感じられたことも決め手の一つです。

社員記事も、若手の座談会動画も制作。「この会社を選んでよかった」という内定者の感想

──運用開始してからの1年間は、どのような計画で記事を制作されてましたか。

成瀬さん:1年目はトライアル期間と位置付け、新卒・中途採用それぞれの募集職種をできる限り網羅し、広く採用候補者に届くよう記事を制作しました。

中途採用に向けた記事は、IT技術者、営業、バイヤーなどの職種に合わせて人選を行い、新卒採用に向けた記事は、営業職やマーケティング職で働く若手・活躍している社員にフォーカスを当て、就職活動において会社選びの参考となる情報を提供できるよう心がけました。

──社員の座談会動画を2本制作されたと思いますが、それぞれの目的や狙いを教えてください。

成瀬さん:1本目は、新卒2年目の社員3名の座談会動画で、会社のサポート体制や先輩との関係性が伝わることを意識しました。

2本目は、チームメンバーによる座談会動画で、当社の事業における社内のチームワークや仕事の進め方が理解できる内容に仕上げましたね。記事も動画も、比較的若年層の社員にフォーカスを当てたのが、運用開始1年目の特徴となっています。

──記事や動画はどのように活用されていますか。

成瀬さん:新卒・中途採用ともに、エントリーいただいた方への情報提供ツールとして活用が進んでいます。

採用サイトにもtalentbookへ飛べるリンクを設置し、SNSと連携した情報発信も積極的に行っています。選考活動の中でも候補者様の興味関心に合わせてtalentbookの記事をピックアップして共有しています。に当社に興味を持っていただいた方々が、より深く会社を知るための導線を増やすことができました。

GoogleやYouTubeの社名検索で、記事・動画が上位表示──発信力の向上を実感

──talentbookを活用し始めてから変化したことや改善された点があれば教えてください。

成瀬さん: 内定者の方々へtalentbookの記事や動画を共有したところ、アンケートでは「この会社を選んでよかった」という声を複数いただくことができ、採用コミュニケーションツールとしての効果を実感しています。

SEO対策の観点でも成果が出てきています。当社名をGoogleやYouTubeで検索すると、talentbookの記事や動画が上位に表示されるようになってきました。企業情報の発信力が着実に向上していることを実感しています。

また印象的だったことは、サイバーセキュリティ部門の社員の記事をLinkedInで発信した際に、海外のビジネスパーソンから多くの反応をいただけたことです。この分野は、当社の中でグローバルな関係構築が重要視されるビジネスですので、海外のビジネスパートナーとのコミュニケーションにも活用できることがわかったのは大きな収穫でした。

──talentbookを導入して良かった点、助かっている点などありましたら教えてください。

成瀬さん:まず、記事や動画制作のクオリティの高さです。記事で言うと、インタビュアーの方が、当社のことをよく理解されていて、社員の話をいつもうまく引き出してくださっていると実感しています。

また、原稿は当社でもチェックしますが、制作の意図や目的を汲んでいただいているため、修正箇所が少ないです。

動画で言えば、プロの動画ディレクターの方々による丁寧なフォローがあり、現場でも安心感を持って進められました。また、MCの方の対応力、緊張している出演者へのケアなど、経験に基づいた細やかな配慮には大変助けていただきました。

こうした高い専門性を持つtalentbookのコンテンツ制作チームの皆様のおかげで効果的な情報発信ができていると感じています。加えて、制作したコンテンツの二次活用が容易で、自社サイトへの掲載がスムーズにできる点も他のメディアにない強みです。

──最後に、今後の展望をお聞かせください。

成瀬さん:今後は、社員もお客様も採用候補者も含めた、全てのステークホルダーから「選ばれる会社」をめざしたいと考えています。

そのためには、商品やサービスの発信に限らず、社員の活躍や取り組みの発信が必要不可欠です。すでに発信を始めているアドバンテージを活かしながら、引き続き、talentbookを通じて、積極的かつ幅広く、当社の情報を届けていければと思っております。

コーポレート管理本部 広報・ガバナンス統括部 統括部長 成瀬 大介氏

 

 

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