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なぜ医薬業界で「人」を主役にした企業ブランディングが進んでいるのか?

「働く人」から企業の魅力を伝える広報・PR支援サービスtalentbookを活用した、製薬・医療機器など医療系の業界での導入が相次いでいます。 今回は、なぜ医薬業界で人を主役にした企業ブランディングの強化が進んでいるのかを、talentbook導入企業の事例も交えてご紹介いたします。

INDEX

こんにちは、PR Tableの池野です。

「働く人」から企業の魅力を伝える広報・PR支援サービスtalentbookを活用した、製薬・医療機器など医療系の業界での導入が相次いでいます。

今回は、なぜ医薬業界で人を主役にした企業ブランディングの強化が進んでいるのかを、talentbook導入企業の事例も交えてご紹介いたします。

医薬業界ならではの「情報発信のハードルの高さ」

命に関わる薬や医療機器を扱う医療業界では、薬機法などの法律により情報発信についても規制があり、厳正な社内審査を経る必要があります。

それゆえに、製品のリリース情報や、調査によるエビデンス報告など、事実に即した固めの内容が割合として多いのが現状です。

しかし、一つの製品のリリースやエビデンス検証にはとても時間がかかる医薬業界だからこそ、プロダクト軸での情報発信だけで自社の魅力を感じていただくことに限界を感じている企業が増えています。

そこで注目されているのが「人軸」での情報発信を主軸とした企業ブランディングです。
社員一人ひとりが「どんな思いで仕事に向き合っているのか」「どのようなビジョンを描いているのか」といった想いを発信していくことで、企業のカルチャーや等身大の企業の姿を知っていただくことができます。

また、プロダクト軸での情報発信は開発現場の進捗状況に依存する一方で、人軸での情報発信であれば広報や人事といった情報発信の担当者が発信の内容や頻度をコントロールしやすく、戦略的な広報活動に取り組みやすいです。
このような背景から、人軸の情報発信コンテンツを制作し、発信する必要性を感じられ、talentbookをご検討いただくケースが増えてきました。

また、talentbookの強みとして広報・PRのプロが全てのコンテンツの添削・校正を行っているため、コンテンツを厳密に精査をした上で世に公開するフローをとっていることもご評価いただいているポイントです。

日本ストライカー株式会社 コーポレートコミュニケーション・ブランディング本部 本部長 小林 直美氏

talentbookでの情報発信で気を付けているのはコンプライアンス上、内容がきちんと担保された情報を発信することです。医薬品や医療機器業界では、薬機法や宣伝に関する規制がありますので法務を通すなどしてこうした法規制を遵守しながら、誤解のない情報発信を心がけています。

日本ストライカーtalentbook導入事例

田辺三菱製薬株式会社 総務部働き方改革推進室 室長 小谷 恵理子氏

さまざまな職種に携わる社員が主体的に働き方改革に取り組み、一人ひとりが成長実感と達成感をもった充実した状態であることが、田辺三菱製薬の真価の発揮につながることをめざし、社員それぞれの想いのこもった‘My Innovative Work Style’ストーリーを、talentbookを通じて発信していきたいと考えています。

田辺三菱製薬talentbook導入リリース



理系人材の獲得競争の激化。優秀人材獲得のための採用ブランディング強化が求められている

医薬業界はその業界柄、優秀な理系人材の確保が事業成長には欠かせません。
一方で、平成30年度版文部科学統計要覧によると、上の図のように理・工・農系学生数は2000年をピークに減少傾向にあります。

加えて、優秀な理系人材の地頭の良さを評価し、コンサルティングファームなど研究分野と直接的な関係のない業界でも理系人材のニーズが高まっており、業界を超えて優秀人材の採用は激化しています。

その上で、理系学生は「その企業で自分は何ができるのか」といった点を重視する傾向にあり、「自分の専門性が生かせるかどうか」など、理系学生の疑問や不安を払拭する必要があります。

そこで、キャリアのロールモデルとなる社員の働き方や仕事に対する思いをコンテンツ化し、ストックさせていくことで、「この会社なら自分の経験を活かして働けそう」「こんな人たちと一緒に働きたい」と思ってもらえるようになります。

大日本住友製薬株式会社 人事部 人事グループ グループマネージャー 金田 敏範氏
また、当社の経営基盤の根幹は、紛れもない従業員一人ひとりであります。一方、労働市場に着目しますと、競争市場であると共に、これまでのプロダクトアウト型の情報発信では共感が生みづらく、採用に関しましても、「いかにミスマッチを軽減していくか」、「採用候補者さまにとっての大きな人生の選択をより良いものにしていくためにはどうしたらよいか」など課題感を持っていました。

大日本住友製薬talentbook導入リリース

総合メディカル株式会社 人事本部 採用部 チーフ 米村 友美氏
総合メディカル株式会社では、医療機関が効率的で質の高い医療を実現するパートナーとして、コンサルティングをベースに、医業経営のトータルサポートをおこなっています。採用部では、これから採用活動をおこなうなかで、下記が課題となっていました。

1)学生や求職者に対して会社の取り組みや仕事内容を正しく伝えきれていない
2)採用活動のオンライン化に伴うWEBを活用した情報発信の脆弱性
3)ホームページの先輩社員インタビューは更新にコストと手間がかかり内容が古くなってしまう

上記の課題を解決し、求める人財に対して自社の魅力を訴求していくための施策として、 talentbookの導入を検討開始しました。

総合メディカルtalentbook導入リリース



「働く人」を通じた企業ブランディングで、会社の魅力が効果的に伝わるように

医薬業界の企業ブランディングにおいて課題となるのは、その専門性の高さです。

どうしても専門的でお堅い話になってしまいがちだからこそ、伝え方のポイントとして働く人、つまり「社員」軸での発信・ブランディングが有効であり、talentbookが選ばれている大きな理由であると考えております。

加えて、今までプロダクト起点で広報・PR活動を考えていた企業が、プロダクトの開発・リリースの進捗にかかわらずサステナブルに会社の魅力を発信する手段として、社員や自社のカルチャーを伝える情報発信の有用性に気付き始めているのではないかと思います。

talentbookを活用し、企業の魅力を継続的に発信することで、ターゲットが信頼しやすい鮮度の高い情報を・接点多く届けることができ、認知度向上や理解促進、他社との差別化など多くのメリットを獲得することができます。


ストック型のPR活動で社員一人をメディア化 / talentbook導入企業

業界ならではの情報発信のハードルを乗り越えサステナブルな広報・PRに挑戦したい、優秀人材の確保に繋がるブランディングがしたいというニーズから、ストック型の企業PRを取り入れ、社員を通じて会社の魅力を伝えている事例をご紹介します。

事例①:大日本住友製薬株式会社

大日本住友製薬株式会社 人事部 人事グループ グループマネージャー 金田 敏範氏
この「talentbook」を通じ、従業員のリアルな仕事内容や思いだけではなく、当社が強みとする研究開発の仕組みや営業・生産体制、そして様々な社内制度などをより良く知っていただき、採用候補者さまの理解向上に繋がることを期待しています。

また、従業員一人ひとりの思いをオープンに発信し、当社ホームページや様々なデジタルツールなどと有機的連携を行うことで、コミュニケーションのきっかけやナレッジの共有、そしてご家族や知人の方にも当社のことをもっともっと知っていただこうと考えています。

大日本住友製薬talentbook導入リリース


事例②:日本ストライカー株式会社

日本ストライカー株式会社 コーポレートコミュニケーション・ブランディング本部 本部長 小林 直美氏
制作したコンテンツを採用シーンで活用する人事担当者からは、talentbookのコンテンツを見て、日本ストライカーとはどんな会社で、どんな企業文化なのかを理解して応募してくれている人が増えていると聞いています。コンテンツを発信する際にも、例えば企業側としてその時採用したい人材はどのような人材かを人事にヒアリングし、それに合わせて人を選出し、コンテンツを発信するといった社内の連携も取れるようになってきました。

私としては、talentbookを導入したことで、コーポレートブランディングという意味で武器を手に入れたと思っているんです。社外に対して日本ストライカーがどのような会社なのかをリアルに伝えることができるようになりましたし、社内では上司と部下の相互理解にも役立っているという話を聞きます。特に今はコロナ禍で、社内のコミュニケーションが取りづらいという背景がある中で、部下や同僚の考えや想いに触れられる機会があるのはいいですよね。

日本ストライカーtalentbook導入事例


医薬業界でtalentbookを活用した企業ブランディングを進める企業が増えている理由がお分かりになったでしょうか。
もしこれを読み、「自分たちもストック型のPR・企業ブランディングに取り組みたい!」という企業様がいらっしゃいましたら、ぜひお問い合わせくださいませ。