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株式会社エフアイシーシー

ブランドは人によって創られる。だから実践する、社員の想いや共創から生まれる価値を伝える広報活動

「パーパスと人の可能性」でイノベーションを起こし、社会価値と経済価値を創造するブランドマーケティングエージェンシーである株式会社エフアイシーシー(以下FICC)。
ブランドマーケティングの考えに基づき、ブランド戦略・マーケティング戦略からプロモーション実行まで提供し、ブランドの持続的な成長を支援している。

ブランドの想いを創るのも、マーケティングが向き合うのも、すべては「人」という考えのもと、社員一人ひとりのストーリーを発信すべく、「働く人」から企業の魅力を発信する広報・PRサービス「talentbook」を導入。
プロジェクトに携わる社員の想いや、ビジョンの共感によって生まれた外部との取り組みをコンテンツ化させ、talentbookを活用し自社のブランディングにつなげている。

今回は、talentbook導入のきっかけや効果などについて、取締役の戸塚 省太氏にお話を伺った。

  • 六角形アイコン

    導入背景

    ・「あらゆるブランドと人がパーパスによって未来を創り続けている世界の実現」というFICCのビジョンを体現するために、社員一人ひとりの想いから生まれている価値や取り組みを、社員自身のストーリーとして発信したかった

  • 六角形アイコン

    導入の決め手

    ・人に焦点を当てたコンテンツ発信ができる点
    ・Business Insider Japanなど30以上の媒体とメディア連携をしているため、今まで自社との接点がなかった層にリーチできる点

  • 六角形アイコン

    効果

    ・メディア連携により、自社と接点は今までなかった層にリーチできている
    ・営業担当が「名刺代わり」のコンテンツとして活用。その社員の想いや強みを知ってもらうことで、クライアント担当者との関係構築に役立っている
    ・社外に記事が露出することで、社内理解にも繋がるインターナルブランディングにも寄与。新入社員のオンボーディングの際にもtalentbookの記事を見てもらうことで、社内理解がスムーズに

INDEX

ブランドを創るのは「人」。だからこそ、FICCの一人ひとりの想いやそこからの共創を発信したい

▲FICCのビジョン

──talentbook導入時の背景について教えていただけますか。

戸塚さん:2020年に行ったビジョンの策定がきっかけです。本来大切にされるべき人の存在意義が見過ごされてしまっている今の社会を変えていきたいという考えのもと、ブランドに向き合う私たちとして「あらゆるブランドと人がパーパスによって、未来を創り続けている世界の実現」というビジョンを定めました。

当時FICC社内では、社員の想いから生まれた取り組みや価値の源泉が生まれ始めていて、まさにビジョンを体現しているエピソードとして、社内外に発信していきたいと考えていました。そういった社員のストーリーを発信し、FICCのブランディングにつなげていくことを、その年の広報のテーマとして掲げました。

──そんな中でtalentbookを選んでいただき非常に嬉しいです。導入にあたり、決め手となった部分はどちらですか?

戸塚さん:その理由は大きく3つあります。

(1):talentbookが人に焦点を当てて記事を届けられるプラットフォームである点
talentbookが打ち出していた「タレントの声を聴く」というアイデンティティが、弊社で行いたいこととマッチしており相性が良いのではないだろうかと考えたのです。

(2):talentbookが自社メディアではなく、外部のプラットフォームである点
第三者メディア(ドメイン)で自社のコンテンツ発信ができるため、自社メディアではない伝わり方ができます。

(3):提携メディアによる広がりが期待できる点
talentbookが様々な外部メディアと連携しており、我々のことをまだご存知ではない方にリーチできるのは魅力的でした。

使い勝手の観点からも、とても良いサービスだと感じて導入を決めました。

──FICCさんのコンテンツは、複数人登場するなど、「人と人の関係性」が伝わるコンテンツがとても多いように感じています。コンテンツをつくる上でどのような点にこだわっているのでしょうか。

戸塚さん:一番大切にしていることは、「共感」を生み出すコンテンツづくりです。

そのためには、社員や関わる人の想いを軸にストーリーテリングをすること。また想いだけで終わるのではなく、その想いの裏付けとなるような学びや、想いから生まれた価値についても含めることで、登場人物の考えやプロジェクトのビジョンに共感して、“一緒にやりたい”と思ってもらう。これが重要だと思っています。

だからこそ、社員をはじめ関わった人々がどのような想いでその取り組みに関わったのかの部分を伝えるようにしています。また、その結果、どのような価値やイノベーションが生まれたのかを含められるようにコンテンツづくりを行っています。
1本の記事を通して、読者の方にとっての気付きと、弊社のビジョンへの共感、その両方を達成できるような記事を目指して制作を行っています。

──コンテンツをコンスタントに出す上では、人選や現場を巻き込むのが大変かと思います。その点、どのように工夫されていますか?

戸塚さん:「広報・PR活動における記事作りにリソースを割く意義をしっかりと伝えること」ですね。前述の通り、会社レイヤーで広報に注力していくことを掲げることのほか、毎月の定例で各事業やコーポレートからの広報の記事の計画や、月々のリアクションの変化といった「広報の成果」を地道にシェアし続けてきたことにより、社内の理解獲得に繋がったと思います。

talentbookを導入したばかりの企業さんだと、現場の方に「〇〇さん、talentbookに出てほしいので取材させてください」と伝えても「私なんて・・」「なんで私」と思われることも多いかもしれませんね。

そこでオススメなのは、「プロジェクト案件の事例で具体的に語ってほしい」と伝えることです。
「プロジェクト案件に対してどういう想いで関わったか?」「それによってどんな価値が生まれたか?」という問いであれば、会社レイヤーではなく、社員レイヤーの自身の目線の話である必要性も出ますし、協力してもらいやすくなります。

talentbookのメディア連携や広告配信により、まだFICCのことを知らない層へと魅力を伝播

──talentbookで2年近くコンテンツを発信いただき嬉しく思います。率直にtalentbookの価値をどんな部分に感じていらっしゃいますか?

戸塚さん:導入理由とやや重複しますが、外部のプラットフォームに記事が掲載されることで多くの読者の目に触れる点がうれしいです。登場している記事を名刺代わりに紹介できるようになった社員も多いですね。

また、talentbookで掲載していた以下の記事は「Business Insider Japan」にも転載される(※)など、今まで弊社をご存知ない方にも広く届けられたので嬉しく感じています。自社だけではアプローチしきれていなかった方々に向けてコンテンツが広がっている感覚を持てています。

※Business Insider Japan内に「Better Workplace, Better Culture.」という特設サイトがあり、talentbookに掲載されている記事の中から毎月9本がピックアップされ転載される仕組み

▲Business Insider Japanにも転載された広報業務に携わる深澤さん・黒田さんのストーリー
https://www.talent-book.jp/ficc/stories/48145

──FICCさんはオウンドメディア「inside FICC」(※)でもさまざまなコンテンツを掲載されていらっしゃいますよね。talentbookとinside FICCの棲み分けはどのように捉えていますか?

戸塚さん:ファネルの違いで捉えています。というのも、inside FICCは弊社のことをある程度知ってくれている人にアプローチするためのメディアです。そのため、主語を「FICC」にしても読んでもらえる機会があると考えています。

一方、talentbookでは弊社のことをまだ知らない方々に向けてコンテンツを届けるのが主目的です。社員の考え方や想い、ユニークなプロジェクトを表現することで、FICCへの興味喚起を行えたらと思っています。
目的や役割の異なる記事を掲載しているので、talentbookとinside FICCでうまく棲み分けができています。

※inside FICC:https://www.ficc.jp/inside/

▲talentbookは30媒体社以上と提携。コンテンツが様々なメディアで拡散されやすい

──talentbookを使い始めてから、反響や貴社内での変化はありましたでしょうか?

戸塚さん:3つの観点で手応えを感じました。

(1):社員の記事を作ることへの意識醸成
talentbookを継続的に運用するようになったことで、普段から記事を作る意識が社内に生まれ始めました。
事業やプロジェクト単位ではもちろん、組織や事業戦略などの観点でも、「どのように記事を届けようか」「このプロジェクトは記事化できるのでは」と対話する機会が増えたんです。日頃からそういった視点を持つようになったことで、社員の事業理解がより一層増していると感じます。

(2):インターナルブランディングの強化
新入社員のオンボーディングの際にもtalentbookの記事を見てくれているケースが多く、社内理解がずいぶんとスムーズになっていると思います。社内広報という意味でも、talentbookの記事が多くの役割を担ってくれているのだと嬉しさを感じる出来事でした。

(3):コンテンツがセールスメンバーの「名刺代わり」となり、クライアントからの信頼を獲得
クライアントとのリレーションを作る際に、話題作りとしてtalentbookの記事URLを先方にメールなどでシェアするセールスメンバーがとても多いんです。商談前に自己紹介が済むような名刺代わりのコンテンツとして機能しています。
また、talentbook上に社員の名前が載っているため、名前をグーグル検索したときに上位表示されるのも良いですね。クライアントが弊社の社員の名前を検索したときに、talentbookで記事を見つけて読んでもらうことで、信頼感を得られやすくなります。

talentbookの記事はどれも人の想いや価値観が色濃く反映されているので、社員をより理解していただくきっかけにもなっています。

talentbookは「共感に基づいたメディアパートナー」

▲プロジェクトメンバーの想いや共創から、SDGsへの向き合い方を綴ったコンテンツ
https://www.talent-book.jp/ficc/knowhows/48598

──今後、talentbookをどのように活用していきたいと考えていますか?

戸塚さん:社員の想いをベースに記事を届ける点は、これまでもこれからも変わりません。

その上で考えていることは、自分が考えているFICC像を体現するようなストーリーを出していきたいと考えています。
自分が考えている像とは、シンプルに言うと“かっこいい会社”です。誰もが共感するビジョンを掲げ、そのビジョンに相応しい価値を生み出していて、社員一人ひとりもプロフェッショナルで、FICCにいることにプライドとやりがいを持って生き生きと働いている。それが自分の考えている“かっこいい会社”です。

そういった社員のストーリーを、talentbookを通じて発信をしていきたいです。そして、そんなストーリーに共感してくれる人が増えて、いろんな可能性が広がっていけばと思います。

また、弊社では毎月全社会を実施していまして、コーポレートメンバーも含めた全社員で、答えのない問いに向き合い対話する”クロスシンク(https://www.ficc.jp/innovation/)”の場があります。同じ問いに対しても、社員それぞれバックグラウンドも異なりますし、専門領域や興味を持つ視点も異なります。だからこそ生まれる多様な意見を、チームで対話をしながら、新たなイノベーションにつながる価値を見出していく取り組みをしています。
こういった社会課題の解決に向けた取り組みもtalentbookを通じて情報発信を加速させていこうと考えています

その人だからこその視点や、それらを掛け合わせて価値を生み出していくFICC独自のアプローチに共感してくれる仲間も増えてくれたら…と願っています。

──最後に、戸塚さんにとってtalentbookを一言で表すとズバリどんなサービスですか?

戸塚さん:「共感に基づいたメディアパートナー」でしょうか。人の想い、考え方に紐付いてコンテンツを届けられるメディアはそう多くありません。

それを実行できる稀有な場所なので、本当に頼もしく感じています。talentbookには弊社の思想と共通する部分が多いからか、作るコンテンツが読者層とマッチしており強い波及力を感じます。
これからもtalentbookと共に、多くの方をエンパワーできるコンテンツを届けていきたいです。

──引き続きtalentbookを通じて広報・PR活動の伴走パートナーとしてご支援させていただきます。貴重なお話をありがとうございました! 

※掲載内容は取材当時のものです。

ー編集後記ー
ブランドマーケティングエージェンシーであるFICC様に、自社の企業ブランディングの観点で価値を感じていただけていることが嬉しいです。インタビューを通じて、社員一人ひとりを大切にされていること、一人ひとりが輝くコンテンツを届けるための広報・PR活動に情熱を注がれていることが非常に伝わりました。引き続き、まだFICC様のことをご存知でない方に記事を届け、FICC様の人の魅力が伝わるよう伴走させていただきたいと思っています。

インタビュー:株式会社 PR Table 池野