Use case

導入事例

2024.12.2

プロによる包括的なサポートで、少人数体制でも高品質な採用広報を実現

株式会社大光銀行

事業内容 


従業員数

普通銀行業務(預金業務、融資業務、為替業務、公共債・投資信託・生命保険・損害保険の窓口販売業務、各種ビジネスサポートサービス業務、その他) 

783名(2024年3月末現在)

事業内容 

ITサービス事業、社会インフラ事業

従業員数

単独22,036名(2023年3月末現在)連結118,527名(2023年3月末現在)

導入目的

新卒採用における魅力付け施策の強化と工数削減


実施施策

戦略策定、記事制作、活用、分析


主管部署・担当

人事部 グループマネージャー 西脇 秀樹氏
人事部 係長 牧 龍氏


課題

  • 25卒採用におけるエントリー数が前年比で減少 
  • 就職活動が解禁する前の学生に向けた魅力の発信、アプローチの必要性を感じていた
  • 採用広報に割けるリソースが不足するなかで、十分な効果を得られていなかった

導入の決め手

  • 採用広報のプロフェッショナルに、戦略立案から記事の制作、発信、さらに分析までを一貫して支援してもらえる点
  • 少人数の体制でも、工数をかけずに質の高い採用広報が可能になる点
  • 人的魅力にスポットを当てた情報発信で、他社と差別化が図れると感じた点

株式会社大光銀行は、新潟県長岡市に本店を構える地方銀行です。お客さまの目指す「なりたい姿」の実現に貢献することをミッションとし、 地域から信頼され、地域とともに成長し、地域の未来を創造する銀行を目指しています。

2024年5月より、新卒採用における新たな広報施策としてtalentbookを活用いただいている人事部の西脇 秀樹氏と牧 龍氏に、導入当時の採用広報における課題やtalentbook導入の決め手、今後の展望についてお話を伺いました。

想定外だったエントリー数の減少──就活解禁前からのアプローチの重要性を痛感

──talentbook導入時の課題と背景を教えてください。

西脇さん:喫緊の課題は、新卒採用におけるエントリー数の減少です。25卒のエントリー数は前年と比較して減少しており、特に県外学生のUターン就職希望者においては大幅な減少が見られました。売り手市場の加速や就職活動の早期化といった厳しい環境は予測していましたが、これほどの減少は想定外でした。

この状況を打開するため、新しい対策を模索していたところ、talentbook社が登壇するセミナーに参加する機会があり、そこで初めてtalentbookサービスの存在を知りました。

セミナーを通じて、現在の就活生はナビサイトに登録する以前の段階で、ウェブサイトやSNS、口コミなどを活用して情報収集を行う傾向があることを理解しました。そのため、ナビサイトに依存する従来の方法だけでは不十分であり、その前段階でのアプローチが必要だと痛感しました。

牧さん:これまでの採用活動では、ナビサイトでの情報掲載 、インターンシップの実施、合同企業説明会や会社説明会での説明をメインに行っていました。

2023年秋ごろからは、SNSを活用した採用広報を試みていましたが、採用活動と並行して取り組むにはリソースが不足しており、十分な効果を上げることができていませんでした。そんな中、talentbookはまさに当行が必要としていたソリューションだと感じました。

talentbookなら、少人数体制でも質の高い採用広報ができると思った

──talentbookを導入する決め手は何だったのでしょうか?

西脇さん:戦略立案から記事の制作、発信、さらに分析までを一貫して支援してもらえる点が大きな決め手でした。当行は少人数体制で採用活動を行っているため、採用広報に十分な時間を割くことが難しい状況にあります。

talentbookでは採用広報のプロフェッショナルから包括的なサポートを受けられるため、担当者の負担を軽減しつつ、質の高い情報発信が可能になる点が非常に魅力的でした。

さらに、制作した記事を合同企業説明会やホームページ、SNSなど、さまざまな場面で二次活用できる汎用性の高さも導入の大きな決め手となりました。

牧さん:内定者アンケートによると、当行を選んだ理由として最も多く挙げられるのが「雰囲気」や「人の良さ」でした。talentbookは働く人にスポットライトを当てた情報発信ができるため、当行のこうした強みをより効果的に伝え、他社との差別化を図るのに最適なツールだと思いました。

先輩行員のリアルな姿を届け、学生が銀行に持つイメージギャップを解消

──新卒採用における採用広報施策として、どのようなテーマの記事を制作されていますか?

牧さん:働きやすい環境が整っていること、誰でもチャレンジできる職場だということを特に伝えていきたいと思っています。若手で活躍している行員やワークライフバランスを両立している行員などを紹介していますね。

西脇さん:銀行というと、「硬くて真面目」「残業が多い」「休暇が取りづらい」といったイメージを持たれがちです。当行は、和やかなコミュニケーションが飛び交う雰囲気で、ワークライフバランスを重視した制度も充実しています。学生が持つイメージとのギャップを埋めることを意識して、情報発信に取り組んでいます。

──制作した記事はどのような場面で活用されていますか?

牧さん:採用サイトやナビサイト、マイページ上から記事にアクセスできるようにするほか、メールで記事を紹介する形でも活用しています。合同企業説明会や学内セミナーでは、説明資料にtalentbookのQRコードを掲載し、記事を紹介する時間を設けています。その場で学生がQRコードを読み取る姿も多く見られ、記事を通じて当行の魅力を直接的に伝えることができています。

また、内定者にも記事を共有し、入社前から先輩行員の働き方を知る機会を提供しています。ある内定者からは「記事を見て、実際の働き方がよく分かった」という声も寄せられており、入社前の安心感を醸成する重要なツールとしても機能していると感じます。

タイパ重視の就活生に向け、効果的に情報発信ができる最適なツール

──talentbookを導入してみての率直な感想をお聞かせください。

牧さん:talentbookは活用の幅が広く、丁寧かつ充実したサポート体制もあり、導入して非常に良かったと感じています。

現在の就活生は、デジタルを活用して効率的に情報収集を行ったうえで、興味のある企業に絞ってエントリーする傾向があります。また、説明会などでは、現場で働く先輩行員の話に強く惹かれる姿が印象的です。talentbookは、行員の生の声をデジタルで発信でき、当行の魅力をより深く、効果的に伝えられる重要なツールだと実感しています。

──最後に、今後の展望について教えてください。

西脇さん:当行では、企業ブランディングの一環として、当行のパーパスである「身近で頼りがいある存在として、地域のために活き、地域の元気な未来をつくる」を基に、新たに「Just My Bank! TAIKO」というキャッチコピーを設定し、6月よりイメージCMの放映を開始しています。 

採用活動においても、こうしたブランディングを意識した取組みをtalentbookを活用して継続的に展開していきたいと考えています。その結果として、応募者の増加や内定辞退率の低下、行員のエンゲージメント向上といった具体的な成果につなげられることを期待しています。

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