2025.1.29
事業内容
従業員数
車載コックピットシステム、ADAS(先進運転支援システム)および関連デバイス、車載充電器、xEV向けシステム・デバイスなどの開発・製造・販売
21,000名(2025年1月時点)
事業内容
ITサービス事業、社会インフラ事業
従業員数
単独22,036名(2023年3月末現在)連結118,527名(2023年3月末現在)
導入目的
採用市場における認知度向上、対外的な情報発信の強化
実施施策
戦略策定、記事制作、活用、分析、写真撮影、広告配信
主管部署・担当
人事戦略統括部 採用室 濱田 悠氏
人事戦略統括部 採用室 田中 希実氏
課題
導入の決め手
パナソニック オートモーティブシステムズ株式会社は、クルマでの移動をより楽しく充実した時間にする提案や、安全運転を支援するシステム、環境車に最適な車載システムやソリューションを提供しているグローバル企業です。
2023年12月より採用ブランディングの強化を背景にtalentbookを活用いただいている、人事戦略統括部 採用室の濱田 悠氏、田中 希実氏に導入当時の採用課題や決め手、導入後の成果についてお話を伺いました。
──talentbook導入時の課題について教えてください。
濱田さん:当社は、パナソニックグループの持株会社制移行に伴う会社分割により、2022年4月に新会社「パナソニック オートモーティブシステムズ」として事業を開始しています。採用活動においても、2023年12月のタイミングで採用を強化する計画になり、採用の体制も自社で行う体制となりました。採用市場における認知度向上のためにも、情報発信の強化が必要だと感じていました。
田中さん:また、モビリティ業界全体でソフトウェアの重要性が増す中、当社でもソフトウェア開発に一層注力していく方針となったんです。メーカーやIT企業など、全方位でソフトウェア人材の採用競争が激化しており、従来の採用手法だけではない、新たなアプローチを検討していました。
──新たな採用施策として、talentbookを導入する決め手は何だったのでしょうか?
濱田さん:導入の一番の決め手は、少ない工数で高品質なコンテンツを制作できる点です。また、コストパフォーマンスに期待できる点も決め手となりました。
事業内容や働く社員の顔が見える情報発信をめざしていましたが、小規模な体制の中で継続的に発信できるかを懸念していました。その点、talentbookは充実したサポート体制が整っており、短い制作期間で記事を公開できる仕組みが非常に魅力的でした。
talentbookさんに記事の写真撮影も支援いただいていますが、地方拠点が多いという当社の特性にも対応できる柔軟性も、導入を決めた大きな理由の一つです。
──運用開始してからの1年間は、どのような計画で記事を制作されていましたか。
濱田さん:1年目は、社内にtalentbookのファンをつくることを意識して取り組みました。そうすることで、こちらから働きかけなくても、社内から自発的に取材希望が寄せられるような環境を作りたいと考えたんです。
当社には多様な職種、キャリア、年次の社員が在籍していますが、第一歩として、取材に協力してくれそうな社員に声をかけ、talentbookを積極的に活用している雰囲気をつくることに注力しました。
さまざまな部署の方々に登場いただき、社内のイントラサイトにも記事を掲載することで、現在は各拠点の人事担当者から「この社員を掲載したい」という声がかかってくるようになり、社内での認知も着実に高まっていると感じています。
2年目以降は、特にソフトウェア部門や地方拠点において、働き方の多様性やイメージを具体的に示せるよう、重点を置く部分を検討している段階です。
──制作した記事は、採用活動においてどのように活用されていますか?
田中さん:新卒・キャリアの採用サイトやリファラル採用サイトなど、さまざまな採用チャネルに記事を掲載しています。
さらに、Instagram広告の配信も行い、多角的な情報発信を行っています。また、人材紹介会社が募集職種を候補者の方へ紹介する際にもご活用いただいています。
特にリファラル採用での活用ではPV数が大きく伸びており、採用候補者の方に当社で働く具体的な事例を伝えるうえで、一定の効果を上げていると感じています。
──talentbookを導入して良かった点、助かっている点などありましたら教えてください。
田中さん:特に、担当者の方の手厚いサポートと記事制作における支援は非常に心強いです。
HR領域の専門家からの的確で具体的なアドバイスや、当社に最適な方法を一緒に考えてくださる姿勢には大きな信頼を寄せています。
また、写真撮影サービスにも非常に満足しています。プロのカメラマンによる撮影では、社員の自然な表情や笑顔を引き出していただき、記事に躍動感が生まれています。これはプロフェッショナルならではの大きな価値だと感じています。
濱田さん:さらに、一人の社員にフォーカスした記事制作の過程で、工数削減という点でも大きな効果を感じています。また、直近talentbookから「社員インタビューAI」がリリースされ、インタビューから執筆までの工数を1/8に短縮できると伺っており、今後も採用コミュニケーションの重要なツールとして活用していきたいと考えています。
──最後に、今後の展望をお聞かせください。
濱田さん:これまでの記事を発信し、社内のファンを増やしていく取り組みをさらに発展させ、より戦略的なアプローチができるよう、採用ターゲットを明確に定めたコンテンツ作りを行っていきたいと考えています。また、記事だけでなく動画など多様な形式のコンテンツを制作し、採用活動への効果検証を行いながら精度を高めていきたいです。
活用方法については、プッシュ型の活用やイベントでの展開など、新たな可能性を模索しながら、より積極的なコミュニケーションツールとしての活用を図りたいと考えています。
田中さん:社内での活用についても、まだ改善の余地があると感じています。talentbookの存在を社員全体に認知してもらい、より効果的に活用できる環境を整えていこうと思います。
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