PR用語集
PRパーソンのための用語集を、独自にまとめました。Public Relationsに関連する専門用語、広報業務の中で出てくる言葉。突然、広報の仕事をすることになって戸惑っている方、「こんなこと今さら聞けない……!」とお悩みの方、日々の業務のなかで困ったとき、参考にしていただけたら幸いです。
インタビュー
広報におけるインタビューとは、主に記事掲載を目的としたメディアとの対話取材。企業が新製品やサービスを発表した際などに、企業トップや開発担当者、マーケティング担当者等が応じるケースが多いです。広報からメディア側にインタビューをしてもらえるよう働きかける場合と、メディア側からのリクエストに応じて行う場合の2つが考えられますが、どちらのケースにしても、広報による入念な事前準備が欠かせません。
インタビューを実施することになったときに気をつけるポイント
1)インタビュイー(インタビューを受ける人)適任者と場所を選定する
メディアの取材希望内容に応じて、企業トップか責任者、担当者か、はたまた広報のスタッフで対応するかを決定し、スケジュールを調整します。場所も、相手がTV等の映像メディアかどうか、写真撮影があるかどうかで、企業ロゴのある部屋、研究所、営業所など最適な「画」のあるところを選定します。
2)ブリーフィングシートを用意する
キーメッセージや訴求ポイントを事前インプットするために準備する参考資料、手引書としてブリーフィングシートを用意しておきます。企業のトップクラスは往々にして多忙なので、最重要部分を冒頭のA4/1枚にまとめるなど、なるべく簡潔にする工夫が必要です。
3)メディアトレーニングを実施する
インタビュイーがこれまでメディアの取材を受けたことがあるかどうか、また人前で話をすることが得意かどうかも合わせて確認します。TV等の映像メディアのインタビューを受ける場合は、事前にメディアトレーニングを受けることは必須と考えた方が良いでしょう。新聞・雑誌・WEB等の文字メディアの場合でも、時間に少しでも余裕があるのであれば、メディアトレーニングの受講を検討します。